ファイルを知る、使いこなす。
.crt

証明書

証明書・鍵

CRTは一般にX.509証明書に使われますが、内部の符号化はPEMまたはDER等の場合があります。発行者、対象名、有効期間、用途を確認し、表示できることと信頼できることを分けます。秘密鍵やサーバー設定の全体がCRT1個に含まれるとは限りません。

主な用途
公開鍵と発行者等を記録する証明書
中身の種類
作成元により異なる
目次・よくある質問・根拠資料を見る

内容の最終確認: · 編集:Kai

開き方・操作手順

使っている環境や目的の項目を開いて、手順を確認してください。

証明書を表示して読む

表示と信頼ストアへの登録を分けます。

  1. 作成元とPEM・DERの符号化を確認します。
  2. 表示用ツールでコピーの詳細を開きます。
  3. 対象名、発行者と有効期間を確認します。
利用先の条件を確認

用途とチェーンも確認します。

  1. 対象サービスのDNS名とSANを照合します。
  2. 鍵用途、署名方式と証明書チェーンを確認します。
  3. 必要な秘密鍵は正規の保存先から別に確認します。
受取った証明書を照合

不明なルート証明書は登録しません。

  1. 提供元が示す指紋を信頼できる別経路で確認します。
  2. SHA-256指紋と対象名を比較します。
  3. 利用先の正規手順で必要な配置を確認します。

操作名・対応状況はアプリ・OS・版によって異なります。変更する前に原本を残してください。

開けないとき:症状から確認

  • 読み込めない:PEMかDERか、証明書本体かを確認します。
  • 信頼エラー:発行者と中間証明書、対象名、有効期間等を確認します。
  • サーバーで鍵不足:公開証明書と対応する秘密鍵は別の役割です。
  • 指紋が違う:証明書の更新版と比較に使う方式を確認します。
  • 接続先が旧証明書:設定先、プロキシと実際の接続先を確認します。
  • 用途で拒否:鍵用途と対象サービスの条件を確認します。

CRTの証明書 → PEM / DER

  1. 内容を確認し、証明書用のx509等で必要な符号化へ出力します。
  2. 対象名、発行者、公開鍵と有効期間が同じことを比較します。
  3. PEM・DER変換後も対象名、有効期間とSHA-256指紋を比較します。

符号化の変更は証明書の更新や信頼性の修正になりません。PFXへまとめるには必要な鍵等が別途必要です。

期限と信頼を分ける

期限内でも対象違い、用途違い、チェーン不足等で使えない場合があります。サービスの検証条件を一つずつ確認します。

確認例:ファイル名にサイト名があっても、実際のSANと接続名を照合します。更新後は接続先が提示する証明書も確認します。

この手順の根拠:OpenSSL Project · openssl-x509 / IETF / RFC Editor · RFC 7468 — Textual Encodings

更新では鍵とチェーンも確認

新証明書へ置き換える前に対応鍵とチェーン、設定先を確認します。元の控えを保持し、対象サービスで検証します。

この手順の根拠:OpenSSL Project · openssl-x509 / IETF / RFC Editor · RFC 7468 — Textual Encodings

関連形式との違い

関連形式との違い
形式・方法役割確認する点
CRT証明書の一般的な拡張子実符号化
秘密鍵所有する鍵素材別の保存物
中間証明書チェーンの一部対象との関係

取り扱いと安全性

不明な証明書を信頼済みルートへ登録して警告を消しません。正規の発行元と利用目的を確認します。

よくある質問

CRTに秘密鍵も入る?

通常の証明書本体は公開鍵を含み、秘密鍵とは別です。

表示できれば安全?

内容の表示と信頼の検証は別です。

期限を編集して延ばせる?

発行者による正規の更新が必要です。

CRTの名前にドメインがあれば正しい?

内部のSAN等を確認します。ファイル名は証明書の対象を保証しません。

指紋一致だけで利用できる?

同一証明書の確認と、期限・対象・用途・信頼の検証は別です。

形式の基本情報:正式名称・MIME type・管理団体
名称
X.509 certificate (common CRT use)
管理・仕様
Issuing certificate authority / IETF standards
MIME type
作成元・配信元の指定による。拡張子だけでMIME typeは確定できません。

公式・一次情報

  • プロジェクト公式openssl-x509

    証明書の内容表示、PEM・DERの変換の資料です。

    OpenSSL Project · リンク確認:
  • 標準仕様RFC 7468 — Textual Encodings

    証明書・鍵・署名要求等のテキスト表現を定義します。

    IETF / RFC Editor · リンク確認: