ファイルを知る、使いこなす。
.jar

Javaアーカイブ

Web・開発

JARはZIPを基盤にクラスや資源をまとめた形式です。アプリ、ライブラリ、プラグインなど用途があり、すべてをダブルクリックで起動できるわけではありません。中身の確認とコードの実行を分けます。

主な用途
Javaクラス・資源・メタデータの梱包
中身の種類
バイナリデータ
目次・よくある質問・根拠資料を見る

内容の最終確認: · 編集:Kai

開き方・操作手順

使っている環境や目的の項目を開いて、手順を確認してください。

内容を見る:一覧を確認

一覧確認はプログラム起動と違います。

  1. Javaのjarツールや対応アーカイブアプリを用意します。
  2. jar --list --file "app.jar"等でコピーの一覧を確認します。
  3. META-INF、クラス、資源、READMEなどを確認します。
アプリを起動:対応Java

実行可能JARとライブラリーJARを区別します。

  1. 配布元の説明で必要Java版と起動方法を確認します。
  2. 信頼できる実行可能JARをターミナルから指定方法で起動します。
  3. 起動エラーを読み、必要な設定や依存ファイルを確認します。
ライブラリー・プラグイン

単体起動しない用途もあります。

  1. 作成元が指定するアプリと対応版を確認します。
  2. 資料に従い依存設定や指定フォルダへ追加します。
  3. ホストアプリの読み込みログと機能を確認します。

操作名・対応状況はアプリ・OS・版によって異なります。変更する前に原本を残してください。

開けないとき:症状から確認

  • main属性がない:ライブラリやプラグイン用か確認し、むやみにマニフェストを書き換えないでください。
  • Java版のエラー:作成時の版と実行環境の対応を照合します。
  • 依存クラスがない:必要な別JARや配置、起動オプションを確認します。
  • no main manifest attribute:単体実行用か、起動クラス指定が必要か、配布元資料を確認します。
  • UnsupportedClassVersionError:作成に使ったJavaと実行Javaの対応を確認します。
  • ClassNotFound・NoClassDefFound:依存ライブラリー、クラスパス、配置を確認します。

JAR → 中身の確認 / 展開

  1. 展開先の新規フォルダーへコピーを展開して、クラス、画像、設定を確認します。
  2. 変更が必要なら正規のソースとビルド工程を使い、署名や起動条件を再確認します。
  3. 再パッケージ後はManifest、依存資源、起動方法、署名への影響を確認します。

展開や再圧縮は署名や構成を壊す可能性があります。EXEへの改名は変換ではありません。

Manifestと実行可能JAR

Manifestには起動クラス等の情報が入る場合があります。すべてのJARにMain-Classがあるわけではありません。

ライブラリーはホストやプロジェクトから読み込む用途です。ダブルクリック失敗を破損と判断しません。

この手順の根拠:Oracle · The jar Command / Oracle · The java Command

Java版と依存関係の確認

配布元が示すJava版を使い、JAR一つに依存関係がすべて入っているか確認します。

実行時のフォルダによって設定・データの参照が変わる場合があります。ログとREADMEの配置例を照合します。

この手順の根拠:Oracle · The jar Command / Oracle · The java Command

関連形式との違い

関連形式との違い
形式主な役割選ぶときの注意
JARJavaクラスと資源の格納実行用かライブラリーか確認
ZIP一般のアーカイブ格納が読めても実行条件は別
JAVAソースコード通常はビルドが必要

取り扱いと安全性

JARはコードを含み得ます。展開したスクリプトも実行せず、不明なプラグインをアプリへ読み込ませないでください。

よくある質問

全部Javaアプリ?

ライブラリやプラグインもあります。

ZIPツールで中身を見るだけなら?

一覧表示とJavaでの実行は別の操作です。

展開すると元ソースが出る?

通常、コンパイル済みクラスであり元のJAVAとは違います。

ZIPとして開ければ実行できる?

格納内容の確認と起動条件は別です。Main-Classと依存関係を確認します。

JARをEXEへ改名できる?

Windows実行形式にはなりません。必要なら対応する配布・パッケージ化手順を使います。

形式の基本情報:正式名称・MIME type・管理団体
名称
Java Archive
管理・仕様
Java platform
MIME type
作成元・配信元の指定による。拡張子だけでMIME typeは確定できません。

公式・一次情報

  • 公式資料The jar Command

    JARの一覧表示、展開、構成の資料です。

    Oracle · リンク確認:
  • 公式資料The java Command

    Javaの起動方式と実行環境の公式資料です。

    Oracle · リンク確認:
  • ソフトウェア公式7-Zip — Supported formats

    TAR・gzip・bzip2・xz、ISO等の対応を確認できます。

    Igor Pavlov / 7-Zip · リンク確認: