MIDIデータ
音声MIDは一般にMIDIの演奏情報を保存するファイルです。録音された波形ではなく、音程、長さ、音色指定等を音源へ伝えます。同じファイルでも使用する音源や設定によって聞こえる音が変わり、音源がなければ音が出ない場合があります。
- 主な用途
- 音符・演奏タイミング・機器制御情報の保存
- 中身の種類
- バイナリデータ
目次・よくある質問・根拠資料を見る
内容の最終確認: · 編集:Kai
開き方・操作手順
使っている環境や目的の項目を開いて、手順を確認してください。
操作名・対応状況はアプリ・OS・版によって異なります。変更する前に原本を残してください。
開けないとき:症状から確認
- 音が出ない:出力先、ソフト音源、各トラックのミュートと音源割り当てを確認します。
- 別の音色になる:受け手の音源、プログラム番号、ドラムの割り当てを照合します。
- テンポや開始位置が違う:読み込み時のテンポ情報とDAWのプロジェクト設定を確認します。
- 音が出ない:MIDIトラックの出力先、音源、チャンネル、ミュートを確認します。
- 別アプリで楽器が変わる:利用する音源やプログラムチェンジの解釈が違う可能性があります。
- 楽譜が細かすぎる:演奏のタイミングと譜面の量子化設定を分けて調整します。
MID → WAV / MP3
- 音源を割り当てたDAW等で演奏を確認し、必要なテンポ、音色、音量を設定します。
- 音声として書き出し、曲の終わり、残響、無音区間を確認します。MIDI原本も残します。
- 書き出した音声でテンポ、楽器、残響を確認し、元MIDと使用音源の情報を残します。
音声へ書き出すと音符や音色指定を同じ形で編集できなくなります。MP3から元のMIDIを完全復元することもできません。
MIDIに含まれる情報と含まれない音
ノート、タイミング、音量制御、音色指定などを音源が解釈します。元の歌声や生演奏を録音した波形そのものではありません。
同じMIDでも音源が違えば仕上がりは変わります。再現用には使った音源・設定・DAWプロジェクトも記録します。
この手順の根拠:Audacity Project · Note Tracks
音声と譜面を作るときの確認
音声ではテンポ、音色、音割れ、残響の末尾を確認します。譜面では拍子、音価、パート分け、表記を確認します。
元のMIDIを残し、修正した演奏指示と共有音声を分けて保存します。
この手順の根拠:Audacity Project · Note Tracks
関連形式との違い
| 形式 | 主な役割 | 選ぶときの注意 |
|---|---|---|
| MID / MIDI | 演奏指示 | 再生音源が必要 |
| WAV / MP3 | 音源で鳴らした録音結果 | 個々の音符編集とは別 |
| 譜面の配布 | 表記の確認が必要 |
取り扱いと安全性
音源やプラグインは正規の配布元から導入します。再生用に勧められた未知の実行ファイルを安易に実行しないでください。
よくある質問
歌声も録音されている?
通常は演奏情報で、録音音声そのものではありません。
同じMIDなのに音が違う?
利用する音源や音色の割り当てが違う場合があります。
拡張子をWAVにすれば鳴る?
音源で演奏を音声へ書き出す必要があります。
MIDをMP3に改名できる?
音声データになりません。音源を使って演奏を鳴らし、音声を書き出します。
Audacityで読み込めばMP3になる?
ノートトラックとして読む機能と音声を合成する機能は別です。音源で再生・書き出しできるアプリを使います。
形式の基本情報:正式名称・MIME type・管理団体
- 名称
- Standard MIDI File (common .mid use)
- 管理・仕様
- MIDI Association / AMEI
- MIME type
- 作成元・配信元の指定による。拡張子だけでMIME typeは確定できません。
公式・一次情報
- 標準仕様MIDI Specifications
演奏データとMIDI仕様の公式入口です。
The MIDI Association · リンク確認: - ソフトウェア公式Note Tracks
MIDIを音符情報として読み込む操作の資料です。
Audacity Project · リンク確認: