QEMU仮想ディスク
仮想マシンQCOW2はQEMU系の仮想ディスク形式です。親のbacking fileとの差分だけを保存する場合があり、QCOW2単独では現在のディスク全体がそろわないことがあります。ディスク情報と依存する親の一覧を確認してから移動や変換を行います。
- 主な用途
- 仮想ディスクと差分・スナップショット等
- 中身の種類
- バイナリデータ
目次・よくある質問・根拠資料を見る
内容の最終確認: · 編集:Kai
開き方・操作手順
使っている環境や目的の項目を開いて、手順を確認してください。
操作名・対応状況はアプリ・OS・版によって異なります。変更する前に原本を残してください。
開けないとき:症状から確認
- backing file不足:親の場所と一式の取得状況を確認します。
- ファイル容量が小さい:差分・未割当て領域等を確認します。
- エラーが出る:原本を保管し、使用中でないことと整合性確認の条件を確認します。
- 変換後に親依存が残る:出力のbacking chainを確認します。
- raw出力で容量不足:疎な保存の対応と仮想容量を確認します。
- 接続後に起動不可:VMのCPU、起動方式とコントローラーを照合します。
QCOW2の必要な状態 → raw / VMDK等
- backing chainと変換対象の状態を確認し、VMを停止します。
- qemu-img等の対応変換で別出力を作り、容量、データ、対応機能を照合します。
- 変換の出力を情報ツールで確認し、残る親参照と必要データを点検します。
raw等ではスナップショットや容器機能が同じ形で残らず、必要容量も増える場合があります。使用中のイメージを変更しません。
親チェーンと独立ディスク
上位差分にないデータは親から読まれます。親を削除せず、独立出力が必要なら対応変換で依存関係を確認します。
確認例:base.qcow2を親にする差分では、差分単体にないデータを親から読みます。移動時も親チェーンを確認します。
この手順の根拠:QEMU Project · QEMU disk image utility / QEMU Project · Disk Images
使用中に変更しない
変換・修復等は停止状態で行います。元データと作業コピーを分け、出力容量とゲストの内容を比較します。
この手順の根拠:QEMU Project · QEMU disk image utility / QEMU Project · Disk Images
関連形式との違い
| 形式・方法 | 役割 | 確認する点 |
|---|---|---|
| QCOW2 | QEMUディスク | 親・疎な割当 |
| raw | 別の格納形式 | 出力容量 |
| VM構成 | 実行条件 | 起動・CPU |
取り扱いと安全性
VMを停止して原本と必要な親ディスクを保管します。ディスクにはアカウント情報や削除済み領域の内容も残り得るため、公開変換へ送らないでください。未知のゲストをホストと共有接続して起動しません。
よくある質問
1個で親不要?
backing fileの有無を確認します。
infoは修復もする?
情報確認と修復オプションは別です。
rawにすればVMも移る?
VM設定やOSの起動条件は別途必要です。
infoを実行するとゲストOSが動く?
ディスク情報の取得です。ただし使用中イメージでは情報が一貫しない場合があるため停止コピーを使います。
差分を別フォルダーへ動かしてよい?
相対の親参照が切れる場合があります。一式を保持し対応する移行手順を使います。
形式の基本情報:正式名称・MIME type・管理団体
- 名称
- QEMU Copy-On-Write version 2
- 管理・仕様
- QEMU Project
- MIME type
- 作成元・配信元の指定による。拡張子だけでMIME typeは確定できません。
公式・一次情報
- プロジェクト公式QEMU disk image utility
raw等のディスク形式の情報取得と変換時の制約の資料です。
QEMU Project · リンク確認: - 公式資料Disk Images
仮想ディスク形式とバッキングファイル。
QEMU Project · リンク確認: