Rワークスペース
データ分析・科学RDATAはRのsave等で複数の名前付きオブジェクトを保存する形式です。loadで同名の変数が上書きされる可能性があるため、今の分析環境へ直接読み込む前に作業を保存し、別の復元先を用意します。保存時の全パッケージや外部データが必ず同梱されるわけではありません。
- 主な用途
- 名前付きRオブジェクトの集合を保存
- 中身の種類
- バイナリデータ
目次・よくある質問・根拠資料を見る
内容の最終確認: · 編集:Kai
開き方・操作手順
使っている環境や目的の項目を開いて、手順を確認してください。
操作名・対応状況はアプリ・OS・版によって異なります。変更する前に原本を残してください。
開けないとき:症状から確認
- 作業の変数が変わる:loadの復元先を分け、保存前の作業状態を確認します。
- パッケージの警告:作成時の版とクラス定義を確認します。
- RDSと取り違える:保存方法を確認し、loadとreadRDSを使い分けます。
- 今の変数が置き換わった:同じ環境へのloadで同名オブジェクトを復元していないか確認します。
- 読み込んだはずの表がない:復元名の一覧と各オブジェクトの種類を確認します。
- モデルが動かない:保存側のパッケージ・版・必要な関連情報を確認します。
RDATA → 選択したRDS / CSV
- 別環境へ復元し、保存対象の名前と型を確認します。
- 1オブジェクトならsaveRDS、表なら対応する書き出しを使い、値と属性を確認します。
- 復元名を記録し、必要なオブジェクトだけの出力を再読込で確認します。
ワークスペースの再現にはパッケージ版やコードが別途必要な場合があります。CSVでは関数、環境、クラスを保持できません。
読み込み先の環境を明示する
loadは保存された名前を環境へ復元します。同名の現在の作業が置き換わり得るため、確認用環境を指定して調べます。
この手順の根拠:R Core Team · Reload Saved Datasets / R Core Team · Serialization Interface for Single Objects
ワークスペース全体を表と考えない
複数の表、モデル、関数等が含まれる場合があります。必要な対象と依存情報を整理して受け渡します。
表出力では日時、因子、欠損値と型を確認し、元RDataを残します。
この手順の根拠:R Core Team · Reload Saved Datasets / R Core Team · Serialization Interface for Single Objects
関連形式との違い
| 形式 | 主な役割 | 確認する点 |
|---|---|---|
| RData | 名前付き複数オブジェクト | 専用環境へload |
| RDS | 一つのオブジェクト | 代入名を選択 |
| CSV | 表の文字出力 | 型と属性の差 |
取り扱いと安全性
原本と現在の作業を保存し、信頼できない関数やオブジェクトを実行しません。別のR環境への読み込みは名前衝突対策であり、安全な隔離の保証ではありません。
よくある質問
必ず全部の作業が入る?
保存対象に選ばれたオブジェクトによります。
loadすると上書きされる?
復元先の同名オブジェクトは置き換わり得ます。
RDSと改名で交換できる?
読み書き方式が違うため改名だけでは変換できません。
RDataのファイル名が変数名になる?
保存された名前で複数オブジェクトが復元される場合があります。loadの返す名前一覧を確認します。
複数の表を一つのCSVにできる?
列や行の関係を確認して必要な結合を定義します。全オブジェクトを自動で一表にする保存方式ではありません。
形式の基本情報:正式名称・MIME type・管理団体
- 名称
- R saved object collection / workspace image
- 管理・仕様
- R Core Team
- MIME type
- 作成元・配信元の指定による。拡張子だけでMIME typeは確定できません。
公式・一次情報
- プロジェクト公式Reload Saved Datasets
復元先の環境と同名オブジェクトの上書きに関する資料です。
R Core Team · リンク確認: - プロジェクト公式Serialization Interface for Single Objects
単一オブジェクトの保存・復元と互換性の資料です。
R Core Team · リンク確認: