ファイルを知る、使いこなす。
.nii

NIfTI画像データ

データ分析・科学

NIIはNIfTIの単一ファイル形式で、脳画像等の研究データに使われます。.nii.gzはその圧縮版として見かけます。画像の見た目だけでなく、次元、ボクセル寸法、affineやqform・sform等の座標情報を確認することが重要です。

主な用途
画像配列と空間座標情報を保存
中身の種類
バイナリデータ
目次・よくある質問・根拠資料を見る

内容の最終確認: · 編集:Kai

開き方・操作手順

使っている環境や目的の項目を開いて、手順を確認してください。

NIfTI対応ビューアー / NiBabel

原本を残し、対応アプリで内容を確認する方法です。

  1. NIfTI対応ビューアーでコピーを開きます。
  2. 次元、ボクセル寸法、座標方向を確認します。
  3. 参照画像がある場合は重ね合わせを確認し、原本へ上書きしません。
受け取ったファイルの条件を調べる

必要な付属ファイルや設定を、開く前に確認します。

  1. NIfTIの版と圧縮の有無を確認します。
  2. 3Dか4Dか、各軸の意味を作成元へ確認します。
  3. qform・sformと処理済みデータの空間条件を確認します。

操作名・対応状況はアプリ・OS・版によって異なります。変更する前に原本を残してください。

開けないとき:症状から確認

  • 左右が違って見える:ビューアーの表示規約と座標情報を調べます。
  • 位置が合わない:affine、qform・sformと参照空間を確認します。
  • 時間方向が表示されない:4次元配列と選択ボリュームを確認します。
  • 圧縮版を認識しない:.nii.gz対応か、コピーを圧縮解除する必要があるか確認します。

NII → 研究用データ / 表示画像

  1. 必要なボリュームや断面を対応ソフトで選び、用途に合う形式へ別出力します。
  2. 配列のshape、座標、単位と匿名化・共有条件を確認します。

PNG等の断面画像は3D・4D配列、数値と空間座標を一式で保持しません。

ヘッダーだけの修正にも注意

配列をそのままでも座標行列を変えると、他画像との位置関係が変わります。向きを見た目で合わせるためにヘッダーを書き換えず、処理の目的と参照空間を確認します。

この手順の根拠:NIMH · NIfTI-1 Data Format / NiBabel project · Working with NIfTI images

具体例:受け渡し前にここを確認

例:解析結果を共有する際は元画像と結果のshape・affineを比較し、使った参照画像と処理条件を添えます。

この手順の根拠:NIMH · NIfTI-1 Data Format / NiBabel project · Working with NIfTI images

関連形式との違い

関連形式との違い
形式・方法用途と引き継ぐ情報
.nii画像配列と空間座標情報を保存
DCM / PNGDCMはDICOM、PNGは表示画像です。空間や付属情報の構造が異なります。
NII → 研究用データ / 表示画像PNG等の断面画像は3D・4D配列、数値と空間座標を一式で保持しません。

取り扱いと安全性

研究参加者や医療関連の情報がヘッダー等へ残る場合があります。共有範囲と匿名化の確認手順に従います。

よくある質問

NII.GZは別の画像形式?

通常はNIfTIをgzip圧縮したものです。対応アプリでは圧縮したまま読める場合があります。

JPEGへ出すと元へ戻せる?

次元、数値精度と座標情報が同じようには残らず、原本の代替になりません。

向きが違うなら配列を反転すればよい?

表示規約と実座標の差を先に確認します。見た目だけで反転すると位置関係を壊す場合があります。

形式の基本情報:正式名称・MIME type・管理団体
名称
NIfTI Image Data
管理・仕様
NIMH
MIME type
用途・配信元の指定を確認してください。拡張子だけでMIME typeは確定できません。

公式・一次情報

  • 標準仕様NIfTI-1 Data Format

    NIfTIの単一ファイル構造と仕様。

    NIMH · リンク確認:
  • ソフトウェア公式Working with NIfTI images

    shape、affine、qform・sformとスケーリング。

    NiBabel project · リンク確認: