ファイルを知る、使いこなす。
.gpkg

GeoPackage地理データ

地図・GPS

GPKGはOGCのGeoPackage標準による地理データコンテナです。SQLiteを基盤に複数の地物レイヤーやタイル等を入れられます。1ファイルが1レイヤーとは限らず、必要なテーブル、座標系と属性を確認してGISへ読み込みます。

主な用途
地理レイヤーと属性・タイル等をSQLiteへ保存
中身の種類
バイナリデータ
目次・よくある質問・根拠資料を見る

内容の最終確認: · 編集:Kai

開き方・操作手順

使っている環境や目的の項目を開いて、手順を確認してください。

QGIS / GDAL / GeoPackage対応GIS

原本を残し、対応アプリで内容を確認する方法です。

  1. QGIS等でコピーをデータソースとして選びます。
  2. 含まれるレイヤー一覧から必要なものを追加します。
  3. 座標系、属性と表示範囲を確認します。
受け取ったファイルの条件を調べる

必要な付属ファイルや設定を、開く前に確認します。

  1. レイヤー名、件数、地物の種類を確認します。
  2. 座標参照系と受け手に必要な属性を確認します。
  3. 編集中のデータベースを無造作にコピーせず、保存を完了してから渡します。

操作名・対応状況はアプリ・OS・版によって異なります。変更する前に原本を残してください。

開けないとき:症状から確認

  • 1レイヤーしか見えない:他テーブルの一覧を確認します。
  • 地図とずれる:CRSの指定と実際の座標値を確認します。
  • 編集できない:読み取り権限と他プロセスのロックを確認します。
  • 別形式で列が欠ける:フィールド名、型や出力形式の制約を確認します。

GPKG → GeoJSON / SHP / 別GPKG

  1. 必要なレイヤーと属性を選び、座標系・フィールド条件を確認して別出力します。
  2. 必要レイヤー、件数、属性型、CRSと対象範囲を確認します。

1レイヤーの出力では他レイヤー、スタイル、タイル等は一式で移りません。

データとプロジェクトを分ける

GPKGはデータの格納先として使われ、地図の見せ方や外部レイヤーの構成はQGISプロジェクト側にもあります。GPKGがあれば元の地図レイアウトまで必ず再現できるわけではありません。

この手順の根拠:OGC · GeoPackage / GDAL project · GeoPackage vector driver

具体例:受け渡し前にここを確認

例:行政界と施設点を渡す場合は、両方のレイヤー名と件数を確認し、必要なら地図の表示用プロジェクトも別に添えます。

この手順の根拠:OGC · GeoPackage / GDAL project · GeoPackage vector driver

関連形式との違い

関連形式との違い
形式・方法用途と引き継ぐ情報
.gpkg地理レイヤーと属性・タイル等をSQLiteへ保存
SHP / QGZSHPは関連ファイルで地物を保持し、QGZは主に地図プロジェクトです。
GPKG → GeoJSON / SHP / 別GPKG1レイヤーの出力では他レイヤー、スタイル、タイル等は一式で移りません。

取り扱いと安全性

位置情報や属性に含まれる個人情報、施設情報の配布条件を確認します。

よくある質問

普通のSQLiteとして編集してよい?

空間メタ情報の整合性が必要です。通常はGeoPackage対応GISを使います。

SHPより必ず1ファイルで完結する?

データをまとめられますが、外部素材やプロジェクトの依存は別に確認します。

1ファイルに複数レイヤーが入る?

はい。必要レイヤーが全部取り込まれたか一覧と件数で確認します。

形式の基本情報:正式名称・MIME type・管理団体
名称
GeoPackage Geospatial Data
管理・仕様
OGC
MIME type
用途・配信元の指定を確認してください。拡張子だけでMIME typeは確定できません。

公式・一次情報

  • 標準仕様GeoPackage

    SQLiteを基盤にした地理データコンテナの標準。

    OGC · リンク確認:
  • ソフトウェア公式GeoPackage vector driver

    GeoPackageのテーブル、属性と読み書き。

    GDAL project · リンク確認: