OpenDocument 表計算
表計算ODSはOpenDocumentの表計算形式です。CSVの値だけの表とは違い、複数シート、数式、書式などを持てます。Excelへ渡すときは、表示だけでなく数式の計算結果も比べます。
- 主な用途
- 数式・複数シートを含む編集用表計算
- 中身の種類
- バイナリデータ
目次・よくある質問・根拠資料を見る
内容の最終確認: · 編集:Kai
まず確認:目的に合う開き方
ODSはCalcなどで使うOpenDocument表計算です。複数シートや数式を持つブックなので、単純なCSVとは異なります。Excelへ渡す際はXLSXのコピーを作り、関数・日付・グラフ・マクロの対応を確認します。
開き方・操作手順
使っている環境や目的の項目を開いて、手順を確認してください。
操作名・対応状況はアプリ・OS・版によって異なります。変更する前に原本を残してください。
開けないとき:症状から確認
- 合計や日付が違う:関数の対応、日付の解釈、計算設定を確認します。元の表の値と比較してから再保存します。
- グラフや書式が崩れる:ODSとXLSXで表現が異なる機能があります。閲覧用PDFや画像も参照します。
- CSVへ保存したら他のシートがない:CSVはブック全体を保存する形式ではありません。原本ODSから必要なシートを別々に書き出します。
- 数式が文字として見える:数式表示モードとセルの種類を確認します。ブックの式が無くなったと決めつけず、コピーで確認します。
- 入力規則や条件付き書式が変わった:XLSX往復の互換性を確認し、重要な入力条件を別に記録します。
- 外部参照を更新できない:参照ファイルの所在と権限、最新の値が必要かを確認します。
ODS → XLSX / CSV
- Calcの「名前を付けて保存」でExcel形式を選びます。保存後、Excel側で重要な数式とグラフを確認します。
- データ交換には対象シートをCSVへ保存し、区切り文字、文字コード、日付と先頭の0を確認します。
- 出力後のシート数、数式、集計、識別番号、印刷範囲を原本と比較します。
CSVでは書式や複数シートを保持できません。マクロが必要なブックは、別アプリへの互換性を作成者へ確認します。
数式と表示値を比べる
アプリによって関数や計算設定の対応が異なります。合計、日付計算、端数処理などの重要な式を原本と変換後で確認します。
保存された表示値だけが一致する場合もあります。再計算後の結果と参照範囲を確認し、差があるブックを元へ上書きしないようにします。
XLSX・CSV・PDFへの配布
XLSXでは複数シートを渡せますが、ODF固有の機能は確認が必要です。OfficeとLibreOfficeのマクロは同じコードで動くことを前提にしません。
CSVは表のテキスト、PDFは印刷の見た目です。どのシートや表を出力するか指定し、データ件数と印刷範囲を確認します。
この手順の根拠:The Document Foundation · Using Microsoft Office and LibreOffice / The Document Foundation · Export as PDF
関連形式との違い
| 形式・選択肢 | 役割と残せる情報 |
|---|---|
| ODS | ODFの表計算原本。数式・書式・複数シートを保存。 |
| XLSX | Excel向けブック。対応関数や設定を確認。 |
| CSV / PDF | CSVは値の交換、PDFは閲覧・印刷用です。 |
取り扱いと安全性
マクロ、外部リンク、データ接続を有効にする前に必要性と入手元を確認します。公開用コピーでは非表示シートやコメントも確認します。
よくある質問
ODSとCSVは同じ?
異なります。ODSは複数シートや数式を持てますが、CSVは基本的に1つの表のテキストです。
Excelのマクロをそのまま使える?
アプリ間のマクロ環境は異なります。対応の確認やコードの修正が必要な場合があります。
数字の見た目が合えば変換成功?
重要な計算式、数値の型、グラフ、印刷範囲も確認してください。
Excelへ移すと入力規則も同じ?
機能差があるため、重要な規則は変換後に実際に確認します。
ODSをCSVにして全シートを残せる?
ブック構造は残せません。必要な表をそれぞれ出力して確認します。
形式の基本情報:正式名称・MIME type・管理団体
- 名称
- OpenDocument Spreadsheet
- 管理・仕様
- OASIS OpenDocument TC
- MIME type
- application/vnd.oasis.opendocument.spreadsheet
公式・一次情報
- 標準仕様OpenDocument Version 1.3
ODT・ODS・ODPの共通基盤であるOpenDocumentの公開仕様です。
OASIS · リンク確認: - ソフトウェア公式Using Microsoft Office and LibreOffice
Office形式への保存と、アプリ間でのマクロ互換性の制限を確認する資料です。
The Document Foundation · リンク確認: - ソフトウェア公式Export as PDF
LibreOfficeのPDF書き出し操作と設定項目の案内です。
The Document Foundation · リンク確認: