ファイルを知る、使いこなす。
.tar.gz

tar.gz圧縮

圧縮

TAR.GZは複数ファイルをTARでまとめ、gzipで圧縮した二段構造です。解凍後にTARが残るツールでは、もう一度TARを展開します。中のファイルを実行する前に、一覧と展開先を確認します。

主な用途
フォルダー一式の梱包と圧縮
中身の種類
バイナリデータ
目次・よくある質問・根拠資料を見る

内容の最終確認: · 編集:Kai

まず確認:目的に合う開き方

TAR.GZはTARでまとめたファイル群をgzipで圧縮したものです。gzipを外しただけならTARが残り、TARの展開まで必要です。Linux用の権限やリンクを持つ場合もあり、単にZIPへ改名して同じになるとは扱いません。

開き方・操作手順

使っている環境や目的の項目を開いて、手順を確認してください。

Windows:二段階の展開を確認

TARが残っていないか確認します。

  1. 7-Zip等でTAR.GZのコピーを開き、一覧を確認します。
  2. gzip展開でTARができた場合は、そのTARも新しいフォルダーへ展開します。
  3. 最終的なファイルとフォルダー構造を確認し、展開をアプリのインストールと混同しません。
macOS:Finderまたはtar

まず専用の新規フォルダーで扱います。

  1. Finderでコピーを開く方法を試し、作成された出力を確認します。
  2. ターミナルが必要なら、tarの一覧表示と展開の違いを公式資料で確認します。
  3. 既存ファイルと混ざらない出力先で展開し、ファイル数・権限・リンクを必要に応じて比較します。
Linux:一覧を見てから展開

見知らぬアーカイブを既存の重要な保存先へ直接展開しません。

  1. コピーの一覧をtarの一覧表示等で確認します。絶対パスや想定外の構造がないか見ます。
  2. 十分な空き容量のある新規フォルダーへ展開し、必要なフォルダー構造を確認します。
  3. ソースコードならREADME等で必要環境を読むだけにし、展開直後に不明なスクリプトを実行しません。

操作名・対応状況はアプリ・OS・版によって異なります。変更する前に原本を残してください。

開けないとき:症状から確認

  • TARしか出ない:gzipの解凍だけが終わっています。残ったTARを展開します。
  • 途中でエラー:ダウンロード完了、配布元の検査値、空き容量を確認します。
  • 権限やリンクが変わる:受け手OSと展開ツールの対応を確認します。
  • TARだけ出て文書がない:gzip層を外した段階です。TARの一覧を開き、さらに展開します。
  • 「unexpected end」等:未完了ダウンロードや破損を疑い、元の容量やチェックサムが提供されていれば比較します。
  • Windowsで権限が違う:ファイルシステムや展開ツールの対応差を確認します。Linuxの実行属性を同じに保持するとは限りません。

TAR.GZ → ZIP

  1. 専用フォルダーへ展開し、元のフォルダー構成と件数を確認します。
  2. 必要なファイルをZIPに梱包し、開き直して内容を確認します。
  3. 最終ファイル数、構造、権限、リンク、必要な内容を比較します。

ZIPではUnixの所有者・権限・シンボリックリンク等を同じように保持できない場合があります。

TARとgzipの役割を分ける

TARは複数ファイルをまとめる層、gzipは圧縮の層です。TGZはTAR.GZでよく使われる別の拡張子ですが、名前だけで内容の正常性は判断しません。

別アーカイブへ変換する場合は内容を展開してから再圧縮します。拡張子をZIPへ変えても容器や圧縮方式は変わりません。

この手順の根拠:GNU Project · GNU tar — Creating and Reading Compressed Archives

権限・リンク・構造を確認する

バックアップや配布では日時、権限、シンボリックリンクなどが重要な場合があります。別OSやZIP化で保存方法が変わるかを確認します。

元アーカイブを残し、必要な内容がそろったことを確認します。圧縮率だけで全情報を維持できたとは判断しません。

この手順の根拠:Apple · Compress and uncompress file archives in Terminal on Mac

関連形式との違い

関連形式との違い
形式・選択肢役割と残せる情報
TAR.GZ / TGZTARの集合をgzip圧縮。二つの層を展開します。
GZgzip圧縮。複数ファイルの集合とは限りません。
ZIP別構造のアーカイブ。必要内容を再圧縮します。

取り扱いと安全性

既存フォルダーへ直接展開せず、上書き、絶対パス、リンク、不自然に大きい展開量に注意します。

よくある質問

なぜ拡張子が二つ?

TARの梱包とgzip圧縮を組み合わせているためです。

TARが残ったら失敗?

ツールによっては二段階で展開します。

ZIPへ改名すればよい?

内容の構造は変わりません。展開して再梱包します。

TARができたら解凍は終わり?

目的のファイルを得るにはTARの展開も必要です。

Linux権限はZIPでも同じに残る?

保存・展開ツールと環境によります。用途上必要なら比較します。

形式の基本情報:正式名称・MIME type・管理団体
名称
TAR archive compressed with gzip
管理・仕様
TAR / gzip implementations
MIME type
作成元・配信元の指定による。拡張子だけでMIME typeは確定できません。

公式・一次情報