ファイルを知る、使いこなす。
.doc

Word文書(旧形式)

文書

旧世代のWordのバイナリ文書です。現在のWordでも扱われますが、互換モードで編集すると新しいレイアウト機能に制約があります。DOCXへの移行は名前変更ではなく文書の保存形式を変える操作です。

主な用途
旧版Word文書の閲覧と移行
中身の種類
バイナリデータ
目次・よくある質問・根拠資料を見る

内容の最終確認: · 編集:Kai

まず確認:目的に合う開き方

DOCは古いWord文書で、拡張子をDOCXへ改名しても新形式にはなりません。旧文書を読む、現在の形式で再編集する、閲覧用PDFにするという目的を分けます。古いテンプレート、埋め込みオブジェクト、マクロを含む場合は、対応する環境を作成者へ確認します。

開き方・操作手順

使っている環境や目的の項目を開いて、手順を確認してください。

Windows:Wordの互換モード

旧形式を維持する場合と、新形式のコピーを作る場合を区別します。

  1. Wordの「ファイル」→「開く」からDOCのコピーを選びます。互換モードやファイル制限の表示を確認します。
  2. 本文、表、図、ページ番号を見ます。マクロの警告が出ても閲覧のために無条件で有効化しないでください。
  3. 新しい文書として使う場合は「名前を付けて保存」でDOCXなど適切な形式を選び、変換後を比較します。
macOS:Wordで確認、別アプリは比較

Appleの現行Pages資料は主にDOCXを対象とするため、DOCの直接対応を前提にしません。

  1. Word for Macがあれば「ファイル」→「開く」でコピーを開きます。
  2. Wordがない場合はLibreOffice Writerで読み込み、フォント・図・表を確認します。旧機能の再現には違いがあります。
  3. 読めない場合は送信者にDOCXとPDF見本を依頼します。Pagesで使うときは変換済みDOCXを確認します。
スマホ・Web:変換されたコピーに注意

Web編集で新形式に変わることがあります。原本を別に保管します。

  1. DOC対応アプリのファイル選択から開き、読み込みエラーや変換通知を確認します。
  2. 閲覧目的なら作成者のPDFも比較します。細かな配置はスマホの読みやすい表示では判断しにくい場合があります。
  3. 保存時の実際の形式を確認し、DOC原本と変換版を別の名前にします。

操作名・対応状況はアプリ・OS・版によって異なります。変更する前に原本を残してください。

開けないとき:症状から確認

  • 互換モードで機能が使えない場合、コピーをDOCXとして保存して比較。元ファイルを上書きしません。
  • 古いフォントや埋め込みオブジェクトは現環境で再現できない場合があります。作成元へPDF見本も依頼すると確認しやすくなります。
  • ファイル制限で開けない:企業・学校のOfficeポリシーを確認し、管理者や作成者に変換を依頼します。制限全体を解除する方法から始めないでください。
  • 「破損」と表示:再取得した原本でも同じか確認し、コピーに「開いて修復」を試します。修復後は内容が欠けていないか比較します。
  • 埋め込み表や図を編集できない:古い作成アプリが必要な場合があります。オブジェクトの元データを作成者に依頼します。

DOC → DOCX / PDF

  1. Wordの「名前を付けて保存」でWord文書(.docx)を選び、別名で保存します。
  2. 配布用はPDFへ書き出し、ページ番号と表の位置を確認します。
  3. 新形式のコピーを開き、ページ数と旧オブジェクトの表示を確認。旧DOC原本は別に保管します。

マクロや旧機能が含まれるDOCは、DOCXへの保存で保持できない内容があるため警告を確認。フォント置換や改ページも点検します。

DOCXへ移す前の確認

旧DOCでマクロや特殊なオブジェクトを利用していたか確認します。DOCXはVBAマクロ保存用ではないので、必要な機能がある場合は適切なマクロ対応形式を作成者と相談します。

変換の前後でページ数、目次、表、数式、印刷結果を比較します。新形式に保存できたことだけで、全文の再現を判断しないようにします。

この手順の根拠:Microsoft · Office file format reference

古い文書を長く残すとき

元DOC、編集できる新形式、見た目の確認用PDFを分けて残します。再利用に必要な画像・表などの元素材も、許可された範囲で保管します。

未知の送信元のDOCは、古い形式だから安全とは判断しません。更新したアプリで確認し、文書内のリンクや実行を要求する内容にも注意します。

関連形式との違い

関連形式との違い
形式・選択肢役割と残せる情報
DOC旧Word形式。古い機能・マクロを含む場合があります。
DOCX現在の編集文書。VBAマクロは保存できません。
PDF閲覧や印刷の確認向け。DOCを編集する原本の代用ではありません。

取り扱いと安全性

DOCにはマクロなどの機能を含む場合があります。出所不明の文書で「コンテンツの有効化」を押さないでください。

よくある質問

DOCはもう開けない?

対応するWordやWriterで扱えますが、旧機能の再現性は別途確認が必要です。

.docxへ名前変更すれば移行できる?

内部構造が違うためできません。「名前を付けて保存」で変換します。

互換モードとは?

古い文書形式との互換性を保つ編集状態です。一部の新機能が制限されます。

DOCはPagesで必ず開ける?

現行の対応はアプリの版で確認します。読めない場合はWordやWriterでDOCXへ保存したコピーを受け取ります。

互換モードを外すと同じ見た目になる?

保証できません。新機能やフォント・配置の扱いが変わるため、コピーを保存して比較します。

形式の基本情報:正式名称・MIME type・管理団体
名称
Word 97–2003 Binary Document
管理・仕様
Microsoft
MIME type
application/msword

公式・一次情報