ファイルを知る、使いこなす。
.dotm

Wordマクロ有効テンプレート

文書

DOTMはWordのマクロ有効テンプレートです。書式・定型文に加えてVBAを保持できます。「文書が白い」「マクロが動かない」「毎回の新規文書が変わった」という困りごとは、テンプレートの用途、セキュリティ、Normal.dotmとの関係を分けて確認します。

主な用途
VBA付きのWord文書ひな型を再利用する
中身の種類
コードを含む導入・実行形式
目次・よくある質問・根拠資料を見る

内容の最終確認: · 編集:Kai

具体例:確認する順番

例:会社の報告書ひな型を受け取った場合。通常文書として作るのか、テンプレートを更新するのかを先に決めます。配布ファイルをNormal.dotmへ置き換えず、別名で管理します。文章だけを渡すならDOCXのコピー、VBAを伴う処理が必要なら依存関係も作成者へ確認します。見た目が同じでもマクロ警告を一律解除しません。

開き方・操作手順

使っている環境や目的の項目を開いて、手順を確認してください。

テンプレートから文書を作る

本文を入力する文書と、ひな型を分けて保存します。

  1. 配布元を確認し、デスクトップ版Wordでテンプレートから文書を作ります。
  2. マクロ警告が出ても一律に有効化せず、必要な処理と信頼できる提供元を確認します。
  3. マクロ不要ならDOCX、文書にもVBAを残す必要があるならDOCMとして別名保存します。
テンプレートを編集する

ひな型の変更は、以後作る文書に影響します。

  1. DOTMをコピーし、Wordの「ファイル」→「開く」で編集対象を選びます。
  2. スタイル、定型文、ページ設定、マクロを必要な範囲だけ変更します。
  3. 別名DOTMとして保存し、その版から新しい文書を作って確認します。

操作名・対応状況はアプリ・OS・版によって異なります。変更する前に原本を残してください。

開けないとき:症状から確認

  • 本文が白い:書式やマクロだけを提供するひな型の可能性があります。配布説明を確認します。
  • マクロがブロック:Web由来の制限や組織の方針を確認し、全マクロ有効化で回避しません。
  • 新規文書の書式まで変わった:Normal.dotmや既定テンプレートへの変更を確認します。むやみに置き換えないでください。
  • 別PCで文字や改ページが違う:フォント、プリンター設定、Word版を比較します。
  • ボタンが反応しない:依存するVBA、アドイン、OS専用処理の条件を提供元に確認します。

DOTM → DOCX / DOCM:文書として渡す

  1. テンプレートから文書を作り、宛名や本文を入力します。
  2. 閲覧・編集だけならDOCX、必要なVBAを保存する文書ならDOCMを選びます。
  3. 別名保存し、開き直してページ、フィールド、必要な動作を確認します。

文書がテンプレート側のマクロに依存している場合、DOCMとして保存するだけで全機能が移るとは限りません。作成者に引き継ぎ方法を確認します。

Normal.dotmをむやみに置き換えない

Normal.dotmはWordの通常の新規文書に関わるテンプレートです。受け取ったDOTMを同名で置くと、既存の個人設定や業務設定に影響することがあります。

配布された業務用テンプレートは別の名前で管理し、提供元が指定する利用方法で使います。変更前には既存の設定をバックアップします。

この手順の根拠:Microsoft · Save a Word document as a template

VBAを渡すのか、文書だけを渡すのか

送信先が必要としているのが最終文章なら、マクロを含むひな型自体を渡す必要はないことがあります。完成したDOCXやPDFを用意します。

  • 組織の書式を再利用する相手にはテンプレート版も伝える。
  • マクロの必要性と実行環境を別に説明する。
  • 文書に残る差出人情報やコメントを確認する。

関連形式との違い

関連形式との違い
形式・用途使い分けと残る情報
DOTMVBAを保持できるWordテンプレート。
DOCMVBAを保持できる入力済み文書。
DOCXマクロを保持しない通常の文書。

取り扱いと安全性

DOTMには実行可能なマクロを含められます。出所不明のテンプレートをWordの起動・既定設定へ登録せず、警告の解除は組織が承認する手順に従います。

よくある質問

DOTMとDOCMは同じ?

DOTMはひな型、DOCMは文書です。どちらもVBAを保持できますが用途が違います。

白紙なら壊れている?

書式やマクロだけのひな型もあります。説明書と新規作成時の動作を確認します。

WordのWeb版でも同じように動く?

デスクトップVBAと同じ処理は期待できません。対応環境を確認します。

Normal.dotmを交換していい?

安易に交換しません。既定書式や既存マクロへの影響を確認し、バックアップを残します。

マクロを除いて渡すには?

文書を作ってDOCXまたはPDFとして別名保存し、内容を確認します。

形式の基本情報:正式名称・MIME type・管理団体
名称
Word Open XML Macro-Enabled Template
管理・仕様
Microsoft
MIME type
application/vnd.ms-word.template.macroEnabled.12

公式・一次情報