ファイルを知る、使いこなす。
.docm

Wordマクロ有効文書

文書

DOCMは、Wordの本文・図表とVBAマクロを保存できる形式です。DOCXに似ていてもコードを含められる点が異なります。読むだけならマクロ実行が必要とは限らず、送信元の確認と文書の閲覧を先に行います。

主な用途
文章とVBAマクロを一緒に保存
中身の種類
実行形式・スクリプト
目次・よくある質問・根拠資料を見る

内容の最終確認: · 編集:Kai

DOCMを読む・編集する・動かすを分ける

DOCMを読む・編集する・動かすを分ける
状況・目的次にすること確認できる結果
内容を読むだけWordで文書を開き、本文・表を確認します。マクロの実行を閲覧の条件にしません。必要な内容が見えれば、マクロを有効にする操作は不要です。
自動集計だけ動かない文書破損と決めず、作成者へ必要なVBA・アドイン・実行環境を確認します。組織の信頼設定と、想定した処理内容が確認できるかを見ます。
マクロ不要で納品したいWordで別名のDOCXまたはPDFへ保存・出力します。集計済みの値、表、ページ数を原本と比較します。

この手順の根拠:Microsoft · Macros from the internet are blocked by default in Office / Microsoft · File format reference for Word, Excel, and PowerPoint

開き方・操作手順

使っている環境や目的の項目を開いて、手順を確認してください。

Microsoft Word(デスクトップ版)

原本を残し、対応アプリで内容を確認する方法です。

  1. Wordの「開く」からコピーを選び、保護されたビュー等の通知を確認します。
  2. 本文、ページ数、図表を先に確認し、閲覧目的だけならマクロを有効化せず進めます。
  3. 編集する場合はDOCMのコピーへ保存し、必要なマクロは管理者や作成者へ確認します。
受け取ったファイルの条件を調べる

必要な付属ファイルや設定を、開く前に確認します。

  1. 送信元と想定用途を照合し、予期しない添付は開く前に確認します。
  2. マクロ、外部テンプレート、リンク文書を使うか作成者へ尋ねます。
  3. WindowsとMacで必要なアドインやVBA依存機能が同じとは限らないことを確認します。

操作名・対応状況はアプリ・OS・版によって異なります。変更する前に原本を残してください。

開けないとき:症状から確認

  • マクロがブロックされる:インターネット由来のOfficeファイルや組織のポリシーを確認します。
  • DOCXで保存してマクロが消えた:DOCM原本を確認し、コードが必要か判断します。
  • 文字やレイアウトが違う:フォント、Wordの版、印刷設定を照合します。
  • ボタンだけ動かない:参照ライブラリやアドインの不足を作成者へ確認します。

DOCM → DOCX / PDF

  1. マクロが不要な編集用はDOCX、閲覧配布用はPDFを選び、Wordから別名で保存・出力します。
  2. 出力後はページ数、表、リンクと、マクロに依存していた数値や表示を確認します。

DOCXはVBAマクロを保持できず、PDFではWordの編集構造や実行機能を引き継ぎません。

「文書を読む」と「コードを動かす」を分ける

マクロは集計や差し込み等を自動化できますが、ファイルの内容を読めることとコードを信頼できることは別の確認です。警告を消すことを開き方の第一手順にしないでください。

この手順の根拠:Microsoft · File format reference for Word, Excel, and PowerPoint / Microsoft · Macros from the internet are blocked by default in Office / Microsoft · Structure of a WordprocessingML document

具体例:受け渡し前にここを確認

例:取引先から届いた報告書を読むだけなら、本文を確認してPDF提供も依頼できます。自動集計が必要な場合だけ、担当者へ処理内容と動作環境を確認します。

この手順の根拠:Microsoft · File format reference for Word, Excel, and PowerPoint / Microsoft · Macros from the internet are blocked by default in Office / Microsoft · Structure of a WordprocessingML document

関連形式との違い

関連形式との違い
形式・方法用途と引き継ぐ情報
.docm文章とVBAマクロを一緒に保存
DOCX文章編集向けで、VBAマクロを保存しない形式です。
DOCM → DOCX / PDFDOCXはVBAマクロを保持できず、PDFではWordの編集構造や実行機能を引き継ぎません。

取り扱いと安全性

不明な送信元のマクロを実行しないでください。信頼センターの全体設定を緩める前に、組織の管理方針と作成者の説明を確認します。

よくある質問

DOCMなら必ずマクロが入っている?

保存できる形式という意味で、必ずコードが存在するとは限りません。

WordのWeb版だけで同じように使える?

デスクトップのVBA実行を前提とする処理は同じように動きません。必要な操作を作成者へ確認します。

マクロを無効にしても本文は読める?

通常の本文は閲覧できる場合がありますが、自動生成する表示は異なることがあります。作成者に静的な閲覧コピーも確認します。

形式の基本情報:正式名称・MIME type・管理団体
名称
Word Macro-Enabled Document
管理・仕様
Microsoft
MIME type
用途・配信元の指定を確認してください。拡張子だけでMIME typeは確定できません。

公式・一次情報